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スイッチサイエンス、オープンソースベースのお絵かきロボット「mDrawBot」プロジェクト公開

スイッチサイエンスは、オープンソースのロボット作成プラットフォーム「Makeblock」を使った、お絵かきロボットキット「mDrawBot」のプロジェクトをMakuakeで開始した。mDrawBotは4種類のお絵かきロボットを組み立てることができ、動かすためのソフトウェア「mDraw」も提供する。

Makeblockは、アルミ製パーツ、電子回路モジュール、ソフトウェアで構成されるオープンソースのロボット作成プラットフォームで、ベアリング、タイミングベルト、ステッピングモーターなど多くの工業用標準部品との互換性や、レゴとの機械的/電子的互換性を持つ。

mDrawBotは、Makeblockチームが作ったロボットキット。60以上の部品(ネジとナットは含まず)からなり、ステッピングモーターで動く描画アーム「mScara」、壁やホワイトボードに絵を描く「mSpider」、卵やピンポン球に絵を掛ける「mEggBot」、車輪が付いて平面上に絵を描く「mCar」の4種類のロボットを組み立てることができる。制御ソフトウェアの「mDraw」はWindows、MacOS、Linuxで動き、フリーソフトウェアとして提供する。コントロールボードは専用の「MakeblockOrion」を用意しているが、Arduino Unoでも動かすことができる。ロボットの組み立て時間はそれぞれ約1時間、対象年齢は12歳以上。

Makuakeで始まったプロジェクトは目標額が92万5926円で、記事執筆時点でおよそ40万円が集まっている。1万7667円(税別)で、標準のmDrawBotが入手できる。また、Bluetoothモジュール(技適取得済み)付きキットは、2万2112円(税別)で入手できる。2015年9月中に送付予定。

なお、8月1日、2日に東京ビッグサイトで開催されるMaker Faire Tokyo 2015には、Makeblockブースが出展予定で、mDrawBotの展示も行う。 

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