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メイカーズスクール、ハード設計からソフト開発まで「IOTマスター養成講座」今秋スタート

メイカーズファクトリーが主催するメイカーズスクールでは、IoT技術者を育成する全6回の「IOTマスター養成講座」を2015年秋に開講する。ハード設計からソフトの開発まで総合的に学べる、技術業界としては初の教育プログラムとなる。

メイカーズスクールでは、これまでも3D CADや電子工作などの技術教育を行ってきたが、「IOTマスター養成講座」では、IoT製品を作るために必要なスキルや部品や開発環境を知り、その基礎を学ぶことがテーマだ。具体的な講座内容としては、3D CADでモデリングを行い、Raspberry Piと各種センサーを組み合わせて、実際に使用できるデバイス「DR Radar」を作成。さらにDR RadarをBluetoothでスマホアプリと連動させ、スタンダードなIoTデバイスを作る過程を体験する。DR Raderは周囲にいる友人を探すためのデバイスだが、DR Radar上で動作するゲームを作れるなど、さまざまな拡張が可能な汎用性の高い設計となっている。

さまざまなデジタル機器とインターネットを接続し、情報交換を行うことで相互に制御する「IoT」では、ハードからソフトまで幅広い知見が必要となる。しかし、プログラムや電子工作などごく一部分の勉強会は開催されていたものの、総合的に学べる機会は今までになかったとしている。

メイカーズスクールでは、3D CADの教育やコンサルティングを行っている3Dプリンターハウス、電子工作をはじめとしたものづくり教育を行う浅草橋工房、ITソリューション開発やスマホアプリ講座の運営を行うイメージピットと協力することでIOTマスター養成講座の開講を実現したという。

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