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Arduino Zero互換で、Raspberry Piの拡張ボードとしても使えるモータードライバモジュール

中国の深センに拠点を持つZeroPi Teamは、Arduino Zeroと互換性があり、Raspberry Piの拡張ボードとして機能するモータードライバモジュールキット「ZeroPi」のプロジェクトをKickstarterで開始した。73×61mmの基板に、MCUとしてAtmelの「ATSAMD21J18」を搭載、3.3V動作で、クロックスピードは48MHz。搭載メモリはSRAMが32KB、フラッシュメモリ256KBとパワフルな製品だ。

ZeroPiが想定しているのは主にロボット制御のアプリケーション開発だ。特筆すべきは、マイクロサーボ11個とDCモータ8個、またはマイクロサーボ11個とステッピングモーター4個を同時に制御可能という点。また、3Dプリンタとも相性が良く、Raspberry Piに差して使用することで、インターネット経由の遠隔操作も簡単だ。

ZeroPiは11月7日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で目標額の5000ドル(約60万円)をすでに達成済みだ。記事執筆時点では、24ドル(約2900円)でZeroPiを1個入手できる。日本までの送料は要問い合わせ。発送は2015年の12月の予定だ。 

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