新しいものづくりがわかるメディア

RSS


低価格レーザーカッター「Glowforge」の先行予約、総額700万ドルに迫る

シアトルに拠点を置くスタートアップ企業のGlowforgeは、高性能で使いやすいソフトウェアも備えた低価格レーザーカッター「Glowforge the 3D Laser Printer」の先行予約の受付を同社サイトで開始した。予約開始から12日で総額700万ドル(8億4000万円)近くに達している。

Glowforge the 3D Laser Printerは、40Wまたは45Wの炭酸ガスレーザーを搭載し、6mm厚までのベニヤ板やMDF板、アクリル板などのカットと、ガラスや金属などへの刻印が可能な高精細レーザーカッターだ。プロ仕様の製品の多くが数百万円台と高額なのに対し、個人でも手が届く4000ドル(約48万円)からという驚きの価格設定だ。それが予約ではさらに半額の1995ドル(約24万円)になっており、3モデルを合わせた総額で700万ドル(8億4000万円)に迫る大人気となっている。

添付のソフトウェアは、Adobe Photoshop形式またはJPG形式の画像ファイルを刻印したり、Adobe Illustrator形式またはInkscape形式、PDFに基づいてカットしたりできる。

Glowforge the 3D Laser Printerには、レーザー出力と、外部換気が不要になるエアフィルタの有無の違いによる3モデルがあり、「Glowforge Pro with Air Filter」(レーザー出力45W、 3995ドル≒約48万円)、「Glowforge Basic with Air Filter」(レーザー出力40W、2495ドル≒約30万円)、「Glowforge Basic」(レーザー出力40W 、1995ドル≒約24万円)を用意している。先行予約終了後の予定価格はそれぞれ、8000ドル、5000ドル、4000ドルとなるので注意が必要。出荷は2015年12月以降の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る