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Makersの右腕として活躍できる多機能デスクトップロボットアーム「Makerarm」

Makersの右腕として役立つ多機能デスクトップロボットアーム「Makerarm」のプロジェクトがKickstarterで始まった。開発したのは米国テキサス州オースチンに在住のZaib Husain氏とAzam Shahani氏。4軸制御のアーム先端につけるアタッチメントの交換で、3Dプリンタ、レーザーカッター、CNC、組み立てなどMakersが必要とするさまざまな用途をこなすという。

作業領域は直径800mmの半円×高さ254mmと大きく、3Dプリンタとして使う場合にはオートレベリング機能も付いている。Makerarmが複数台ある場合、2台を協調して動かすピックアンドプレイス方式による組み立て作業もできる。専用ソフトウェアが付属し、Wi-Fi経由でスマートフォンやタブレット、PCから制御可能。ワンクリックでファイルの読み込みと出力が可能という。

MakerarmはKickstarterで11月11日までクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標額の34万9750ドル(約4190万円)に対して、13万ドル(約1560万円)超を集めている。1399ドル(約17万円)の出資でMakerarmを1台入手できる(アタッチメントとして、汎用タイプ、組み立て用マグネットタイプ、ペンプロッタタイプに加えて希望のタイプ1点が付属する)。出資者には3D CAD/CAM ソフトウェア Fusion 360の1年間無償ライセンス版が提供される。日本への出荷は可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2016年の10月の予定だ。

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