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3Dプリンタ造形物の仕上げ作業に便利なペン型ツール「MODIFI3D」

FFF(熱溶融積層)3Dプリンタ造形物の表面の積層痕をならしたり、細かな部分を仕上げたりするのに便利なペン型ツール「MODIFI3D」がKickstarterで人気を集めている。USBケーブルを使って15秒ほどで420~450度まで加熱することができ、4種類のアタッチメントの交換により、1本でさまざまな作業がこなせるという。

MODIFI3D本体の直径は15mm、長さは117mm、重さは20gでこの種のツールとしては細身で小型。給電用USBケーブルの長さは1.5m。PLA、ABS、ナイロンその他のフィラメントで3Dプリントした造形物の仕上げに最適という。

付属するアタッチメントは、3Dプリンタで出力した造型物の不要な部分を切断して除去する「Knife Tip」、ふさがってしまった穴をきれいに開け直す「Needle Tip」、深さのあるオブジェクトの底からバリをかき出す「Scoop Tip」、造型後に穴を開けたり等さまざまな用途に使える「Point Tip」の4種類だ。

MODIFI3DはKickstarterで11月19日までクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標額の3000ポンド(約56万円)の4倍を超える1万3000ポンド(約240万円)超を集めている。記事執筆時点では15ポンド(約2800円)でMODIFI3Dを1セット入手できる(4種類のアタッチメント、USBケーブル、専用スタンドを含む)。日本への出荷は可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2016年の2月の予定だ。 

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