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学生/教育機関向けに、400ドルを切るデルタ型3Dプリンタ「Delta Go」

米ニューヨークに拠点を持つDeltaprintrは、デルタ型3Dプリンタとしては399ドル(約4万9000円)と廉価な「Delta Go」を学生や教育機関向けに発売予定だ。2013年にKickstarterで23万6000ドル(約2900万円)もの資金を集めたモデルの後継機種であり、基本仕様を踏襲しつつも、さらに使い勝手が良くなるように改良が加えられているという。当時400~500ドルだった価格が引き下げられたのも嬉しいポイントだ。

公開されている仕様によれば、外形サイズは直径218×高さ406mm、重さは3.6kg。最大造形サイズは直径101mm×高さ127mmで、最小積層ピッチは100μm、ノズル径は0.4mm。ヒートベッドの平面度0.01mm。表面処理アルミニウム(アルマイト)と粉体塗装スチールをフレームに使用しており、頑丈で腐食に強い。

熱ブレーカーと一体になった小型ノズルを採用しており、冷却特性が格段にアップするとともに、温度上昇範囲を極力小さくすることができるという。ヘッド部はマグネットジョイントで取り付けられているため、簡単に交換できる。駆動部は冷却用のファンを備え、冷却特性のさらなる向上に一役買っている。一方で、教育機関での使用が想定されているため、子供たちの好奇心をつかもうと、電源が入ると上部LEDが点灯しイルミネーションのように光るといった遊び心も魅力的だ。

現在のところ、予約受付開始時期は未定。納期は2016年初頭の予定だ。 

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