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スマホアプリと連携して光るIoTデバイス「Tomoru」、Makuakeで資金調達中

Bluetoothでスマートフォンと接続し、スマートフォンアプリと連携してLEDが光ることでさまざまな通知に利用できるIoTデバイス「Tomoru」がMakuakeに登場し、3時間で目標額の50万円を達成する人気となっている。

Tomoruは、38.1×38.1×9.2mm、重さ約11g(コイン電池込)の小型デバイスで、LEDを搭載しBluetooth 4.0でスマートフォン(iOS/Android)と接続できる。機能としてはシンプルで、LEDを光らせること(パターン7種類)とスマートフォンからの距離が分かることの2つ。

例えば、Tomoruを持っている子どもや、キーホルダーとして使用して鍵などが一定距離以上離れたらスマートフォンに通知したり、天気予報と連動して雨が降りそうならLEDを光らせたりできる。初期に用意しているアプリは、距離が離れると通知してくれる「忘れ物防止アプリ」/「迷子防止アプリ」、雨の予報の時に家を出る際に光って通知してくれる「天気予報アプリ」の3つ。このほか、メールや電話の着信を光って知らせることもできる(Android)。 

TomoruはProject LinkingというIoTプラットフォームを利用した第1弾の製品で、無料で公開されているAPI/SDKを利用して誰でも自由にTomoruと連携するアプリを作成できることが特徴だ。Project Linkingは、「IoTをもっと身近にするための新しい遊びと実験を提供する」プロジェクトで、アイフォーコム、ACCESS、エヌティーシー、NTTデータMSE、NTTドコモ、シャープ、TBWA\HAKUHODO\QUANTUM、博報堂アイ・スタジオ、ブリリアントサービス、Braveridge、秀和システムデザインによるもの。

Tomoruプロジェクトは記事執筆時点で目標の3倍を超える152万5500円を集めている。1500円でTomoruが1つ入手できる。発送予定は2016年1月。

※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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