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3D CAD「DS Mechanical」モジュール2点と卓上3Dプリンタ、17万5700円でセット販売

アールエスコンポーネンツは、同社の3D CADツール「DesignSpark Mechanical」(DS Mechanical)向け拡張モジュール「Exchange」と「Drawing」を、卓上パーソナル3Dプリンタ「MF-500」とセットにして販売開始した。

DS Mechanical本体は無償で提供されているが、拡張モジュールのExchangeとDrawingはそれぞれ9万9800円(税抜。以下、同)。2点セットの場合、12万4700円で販売されていた。一方、MF-500は8万5451円だったが、今回販売開始になったセット版では、MF-500、Exchange、Drawingの3点を合わせて17万5700円で提供される。

3DプリンタのMF-500は、ムトーエンジニアリング製。本体サイズは280×242×352mmで、最大造形サイズは100×100×100mm。最小積層ピッチは0.05mmとなり、国産3Dプリンタならではの滑らかできめ細やかな出力が特徴だという。

DS Mechanical用拡張モジュールのExchangeは、製造業標準3Dフォーマットの「STEP」や「IGES」のインポート/エクスポートに対応。DS Mechanical上で形状編集できるようになるため、他社製3D CADと設計データを受け渡しできる。コンセプト設計やラピッドプロトタイピング(製品の短期試作製作)で作成したDS Mechanicalデータを、実製品設計用のCADにシームレスに流用できるようになるほか、これまでに制作した実製品設計データを、DS Mechanicalで再利用することも可能になる。

もう1つのDrawingは、作成した3次元モデルを基に2次元図面を作成・編集できるようになる拡張モジュール。JIS、ISO、ANSI規格に準拠し、幾何公差、注記、引出線などの詳細な注釈入り図面を作成可能。図面上のパラメータの変更で3D形状をリアルタイムに変更できる。 

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