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ムトーエンジニアリング、3Dプリンタ出力サービスでFFF方式も追加対応

ムトーエンジニアリングは12月1日より、FFF(熱溶融積層)方式による3Dプリンタ出力・造形サービスへの対応を開始した。主な用途としては建築模型の作成を見込み、既存サービスと合わせて年間1億円の受注を目指す。

同社はこれまで、フルカラー石膏タイプや高精細プラスチックを用いた樹脂タイプの出力サービスを提供していた。

FFF方式では、立体図面や平面図面といった紙図面からでも模型が出力できる。従って、これまで必要だったCAD・STLデータがなくても建築模型が作成できることが大きな強みとされている。

FFF方式への対応により、注文住宅を請け負うハウスメーカーや中小工務店、建築事務所に対し、模型納品までのリードタイム短縮・低コスト化という価値を提供することが狙いにある。 

フィラメントはPLA(ポリ乳酸)、ABSに対応。カラーリングは、白・赤・黒・青・蛍光緑・蛍光オレンジ・透明・黄・グレー・紫などの他、メタルライク色の銅・青銅・真鍮など、希望に合わせた多くの色から選ぶことができる。

造形サイズは住宅モデルの1/50~1/100、価格については2~5万円(材料使用料+工数、税別)を想定している。 

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