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ワコム、スマートスタイラスペン「Bamboo Smart」のWindows/Android対応モデルを発表

ワコムは、静電結合方式のアクティブES(Active Electrostatic)技術を採用したスマートスタイラスペン「Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices」を2月下旬に販売開始すると発表した。

Bamboo Smartは、Windows搭載の2-in-1デバイスやAndroid搭載デバイスでの利用を想定したスタイラスペン。手になじむ快適な重心バランスを考えた設計や筆圧感知機能を採用し、ボールペンや万年筆などに近い書き味を目指した。

ノートパソコンやモバイルデバイス上にアイデアやコンセプトを書き留めるのに適し、Microsoft OneNoteやワコムのデジタルノートアプリ「Bamboo Paper」など、仕事効率化アプリと組み合わせた利用を推奨している。

本体の側面には2つのサイドスイッチを配置し、右クリックやダブルクリックなど使用頻度の高いコマンドを割り当てることが可能。動作には単6電池が必要だが、1日3時間使用した場合、電池交換なしで約1年間使い続けられる。

なお、同社はSamsug Galaxy Note対応の「Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note」を2015年10月に発売。今回発表のモデルとは細部が異なり、Galaxy Note対応版はサイドスイッチが1つで、電池や充電が不要な電磁誘導方式のEMR技術を採用している。

ワコムは今回発表のBamboo Smartを、4800円(税抜)で全国の量販店やワコムストアにて販売する予定。また、2016年1月6日からアメリカで開催の「CES 2016」で展示中だ。

さらに同社はCES 2016で、液晶ペンタブレット「Citing」を用いた3Dモデル制作プロセスも紹介している。

同社は今後、3D制作に向けた製品とサービスの提供を強化する方針。CESのブース内では3D業界の第一線で活躍するクレイグ・バー氏が、現場における3D制作のワークフローをテーマに講演。同氏がCintig27QHDとAutodeskのMudbox、Maya PixologicのZBrushなどを駆使して3Dモデルを制作する様子や、同じくAutodeskの光造形3Dプリンタ「Ember」で出力した試作品などを確認できる。

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