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3Dプリンタキット「CrafteHbot」、レイヤー着色方式によるフルカラー造形にも対応

エイジアネットは、自社の運営するオンラインストア「Lunavast(ルナヴァースト)」にて2月25日発売予定のフルカラー3DプリンターDIYキット「CrafteHbot」に、レイヤー着色機能を追加したと発表した。

CrafteHbotは、組み立て式のFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタにインクジェットカラープリンタを組み合わせた構造だ。フルカラー立体造形には、まず3Dプリンタで立体を造形した後、造形物を回転させながら表面にインクジェットプリンタで着色する外部表面着色(Direct to Object)方式が採用されていたが、新たにレイヤー着色方式も可能となった。

これまでの外部表面着色方式では、複雑な造形物に着色する場合、3Dモデルを分割出力して着色後に組み合わせる必要があった。

しかし、今回追加されたレイヤー着色機能では、立体造形された層にインクジェットプリンタで着色する工程をすべてのレイヤーで繰り返すことで、どんな形状でもフルカラーで造形できる。

先日報じたとおり、CrafteHbotはWindows 7に対応。本体サイズは130×70×70cm、重量は30kgで、定価は32万4000円(税込)となっている。キットにはインクジェットプリンタが付属されていないため、ユーザーは指定の市販インクジェットプリンタ(Lunavastでも購入可能)を別途入手して、分解、改造する必要がある。

なおLunavastでは「CrafteHbot発売記念キャンペーン」として、1月20日までの注文については27万円(税込)の特別価格で販売している。

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