デジハリ、IoTスタートアップ希望者を実践指導する「DHGSアクセラレーション・プログラム」
2016/01/15 08:30
デジタルハリウッドは、デジタルハリウッド大学大学院においてIoTプロダクトを取り扱うスタートアップに特化した「DHGSアクセラレーション・プログラム」を開始すると発表した。
同プログラムでは、IoTスタートアップの立ち上げに役立つように、ファブリケーション、プログラミング、ファンディングの3分野に力を入れ、8カ月間でプロトタイピングから資金調達までを一貫して実践指導する。
「3D触力覚デバイス」を開発したミライセンスと、クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営するサイバーエージェント・クラウドファンディングが協賛に付く。
また、学内にデジタルファブリケーション工房のLabProto(ラボ・プロト)を設置し、キャンパス内でプロトタイプの開発などに集中的に取り組める環境を整備する計画もある。
さらに、優秀なビジネスプランについては「実装支援金」を助成し、投資家へのデモ発表の機会を用意する。この他、シェアオフィス貸与や商標登録等も支援する考えだ。
2016年度に在籍している同大学院生と、デジタルコンテンツマネジメント修士課程の修了生が受講対象となる。院生は無料で受講できるが、修了生は受講料として10万9000円が必要になる。
2016年6月からエントリーを受け付ける。翌7月よりプランニングフェーズを開始し、9月には学内での企画発表会を実施する。その後、メイキングフェーズに移行し、2017年2月には企業向けのデモ発表を予定。さらに2016年1月15日から、同プログラムの受講を希望する一般向けの説明会も開催する。