ロボティクス学習用のロボットハンドキット「Hobby Hand」がKickstarterに登場
2016/01/20 09:00
ロボティクスについて学習できるロボットハンドキット「Hobby Hand」がKickstarterに登場した。本体はPLAを使った3Dプリントで製造されていて、ハードウェアやマイクロコントローラ、アナログセンサ、プログラミングに対する理解を深め、ロボット制御のやり方を学ぶのに役立つという。
Hobby Handは、横方向に手を振るためのサーボモータを5基、さらにサーボモータフレームの内側に指1本1本を折り曲げるためのサーボモータ5基を搭載し、Arduino Megaとサーボシールドを使ってモータやセンサ類を制御する。制御用コードは開発元のBiomechanical Robotics Groupからも提供される見通しだが、ユーザー自身がカスタマイズしたコードの利用も可能だ。
また、小型のブレッドボードが取り付けられており、光センサや音センサなどのセンサ類、LED、スピーカーなどを取り付けられる。
本体サイズは、人間の腕のサイズと同程度。重量は約1.4kgとなっている。
Kickstarterでの出資目標額は3万ドル(約350万円)。1月19日時点では5500ドル(約65万円)以上が集まっており、2月13日までプロジェクトは続けられる。
155ドル(約1万8000円)の出資で、Hobby Hand本体とモータやセンサ類がセットになったFull版のキットを入手可能。日本への出荷にも対応するが、送料として19ドル(約2200円)が必要になる。