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CARIMA、1分で高さ10mmの高速造形が可能なDLP方式3Dプリンタ「imp」を展示

韓国の光学機器メーカーCARIMAは1月27日から29日まで開催された「3D Printing 2016」で、DLP方式3Dプリンタ「imp」を出展した。

2015年に発表したimpは最大造形サイズ77×44×150mm、最小積層ピッチは25μm、X/Y軸解像度は40μm。造形速度は1分当たり10mm(解像度20μm)としている。

販売代理店が決まっていないため日本での発売時期は未定だが、販売価格は200万円前後を想定している。

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photo 造形デモの様子

impには同社が独自に開発した「Carima-Continuous Additive 3D Printing Technology (C-CAT)」と呼ばれる技術が採用されている。既存のDLP方式3Dプリンタと比較して、造形にかかる時間はおよそ400分の1になるという。

photo 出力物のサンプル

CARIMAは光学機器メーカーとして1983年に創業。同社の担当者によれば、2000年に入ってから3Dプリンタの研究開発に着手し、2009年から3Dプリンタの製造を開始している。

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