ボールペン状デバイスを傾けてカーソル操作——エアーマウス「GESTOR」
2016/02/02 16:00
長さ13.3cm、直径1.4cmというボールペンに近いサイズのスティックを操作して、カーソルの移動とスクロールができるエアーマウス「GESTOR」のプロジェクトがKickstarterに登場した。スティック部に取り付けられたコントロールリングに触れた状態で傾ければカーソルが移動し、リングを回せば画面がスクロールする。
GESTORのコントロールリングはタッチセンサ式。初期設定でマウスの左右ボタンに対応する部位もある。ボタンの割り当ては、ドライバの設定で変更可能だ。
コントロールリングに触れた状態でGESTORを傾けたり前後左右に振ったりすることで、カーソルを自由に動かせる。リングをくるくると回転させることでマウスのホイール操作と同じ動作をさせることも可能。画面スクロールや、Google Mapなどのアプリケーションでのズームイン/ズームアウトといった操作にも対応する。
GESTORを画面に向ける必要はなく、タッチやアクションはバイブレーションのフィードバックでも確認できるため、快適なポジションでの操作が可能だ。単4電池1本で数カ月は持つという。
GESTORはKickstarterで2月16日までクラウドファンディング中。これまで目標額の5万5000カナダドル(約477万円)を超える7万カナダドル(約603万円)以上を集めている。小売予定価格99カナダドル(約8530円)で、色はブラックとホワイトの4タイプの組み合わせから選べる。早期割引適用分は限定数に達しているものものある。出荷開始は6月の予定で、日本へは送料10カナダドル(約862円)が必要だ。