RepRap創始者などが登壇する「ファブ地球社会/創造的生活者シンポジウム」開催へ
2016/02/08 08:00
デジタルものづくり分野における人々の感性の発揮や、多様な現場への3Dプリンタの導入、産業と文化を越境した「ものづくりコミュニティ」の登場などをテーマにした第2回「ファブ地球社会/創造的生活者シンポジウム」が2016年3月5日に開催される。
同シンポジウムは、文部科学省および科学技術振興機構の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」に採択された研究プロジェクトを推進する「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点」が主催する。
全体テーマとして「いま、わたしたちに必要なオープンイノベーションとは」を掲げ、デジタルものづくり分野における市民・大学・企業・政府を横断した試みや、多様な現場への3Dプリンタの設置、個の感性の発揮などについて議論を繰り広げるという。
登壇者は、京都工芸繊維大学のジュリア・カシム氏、RepRapの創始者エイドリアン・ボイヤー氏、Shapewaysの最高法務責任者マイケル・ワインバーグ氏などを予定していたが、RapRap創始者ボイヤー氏が都合により欠席することに。代わりに、ボイヤー氏による講演ビデオを上映する。
開催場所は、慶應義塾大学三田キャンパス西館を予定。時間は、研究展示が10時~12時、シンポジウムが13時~17時30分だ。参加費は無料で、オンラインによる事前登録制。当日参加も可能だが、事前登録者は同時通訳レシーバーを利用できる
申し込みは、イベント管理サービスサイトPeatixに設けられた同シンポジウムのページから。なお、3月3日~3月4日に同会場で「第2回国際デジタルファブリケーション学会」を開催。上記サイトから同時に申し込みできるが、学会参加は有料で、講演はすべて英語となる。