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光造形方式用セラミックレジン「Porcelite」、3Dプリント後の焼成で陶磁器に

光造形方式3Dプリンタ向けのセラミックレジン「Porcelite」のプロジェクトがKickstarterに登場した。計量、混合、ボトル詰めといった工程を自動化して大量生産するための出資を募っている。

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Porceliteは紫外線硬化型のセラミックレジンで、焼成後には艶出しなど、通常の陶磁器同様の表面処理が可能になる。

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開発元の米Tethon 3Dによると取り扱いは他の紫外線硬化型樹脂と同じだが、造形後に約1150℃で焼成すればそのまま陶磁器になるのが特徴。焼成過程で収縮するが、光造形方式の3Dプリンタでの精緻な造形が維持されるため、産業機器や医療関係、ジュエリー製作などの用途に最適だという。

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PorceliteはKickstarterで3月3日までクラウドファンディング中。これまでに目標額5000ドル(約57万4000円)を上回る8900ドル(約102万円)以上を集めている。1リットルボトルの販売価格は200ドル(約2万3000円)で、4月の出荷開始を予定している。米国本土外への送料は一律50ドル(約5700円)となっている。

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