スキー中に音声で滑り方を教えてくれるウェアラブル端末「Carv」
2016/02/16 17:30
スキー中に滑り方を音声で指導してくれるウェアラブルデバイス「Carv」がKickstarterに登場した。
Carvは、ブーツライナーに設置するセンサユニットでスキーヤーの動作や体重のかかり具合に関するデータを集め、スキーブーツに取り付けるトラッカーというコンピュータで解析。その結果を基にミスなどを割り出し、正しいフォームをイヤホンからリアルタイムに伝える仕組みになっている。
収集したデータや分析結果は、専用のモバイルアプリで確認できる。同アプリには、「パフォーマンス」「バランス」「アッパーボディ」「スキーポジション」などの項目でスキーの腕前を評価してスキーIQを計測する機能のほか、収集データをiPhoneやiPadで撮影したCarv使用者の動画と同期する機能も備わっている
Carvは2016年4月1日までクラウドファンディングを実施する。2月16日時点では、目標額の5万ドル(約570万円)を超える8万7000ドル(約990万円)を集めている。
販売価格は通常版が249ドル(約2万8000円)で、Carv Coachの1年間利用料付きが349ドル(約4万円)。出荷はいずれも2016年11月の予定で、日本への送料は15ドル(約1700円)となる。