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22カ国で開催、「ジェームズ ダイソン アワード2016」募集開始

ダイソンと提携する教育慈善団体ジェームズ ダイソン財団が主催する国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード 2016」の応募受付が始まった。日本を含む22カ国でエンジニアリングを専攻する学生と卒業生が対象。募集テーマは「問題解決をデザインするアイデア」だ。

photo 2015年の国際最優秀作品「VOLTERA V-ONE」。3Dプリンティング技術のラピッド・プロトタイピングと同じ原理を応用することにより、わずか数分で設計図をプロトタイプ基盤に落とし込むことができる

ジェームズ ダイソン アワードは毎年開催されており、今回が第11回となる。昨年度の国内最優秀賞には「LIGHT STRAP - 災害時に非常灯になるつり革」が選ばれたほか、国際TOP20には快適な歩行を提供するハイヒール「YaCHAIKA」「学習機能搭載・排泄検知シート」がランクインした。

ジェームズ ダイソン アワード 2016の応募資格は、日本、英国、ドイツ、フランス、米国、カナダ、中国、韓国などの22カ国において、プロダクトデザイン、エンジニアリングや工学系と同等の学問を専攻している学生(専門学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院)もしくは卒業4年以内の卒業生。グループでの応募、複数応募、過去応募作品および発表済作品の応募も可能だ。

国際最優秀賞1作品には3万ポンド(約540万円)の賞金が送られ、国際最優秀賞受賞者を輩出した学部に5000ポンド(約89万円)の寄付金が贈られる。国際準優秀賞2作品には賞金5000ポンド(約89万円)、国内最優秀賞1作品には賞金2000ポンド(約36万円)が贈られる。賞金は受賞時の為替相場に応じて換算する。

応募は同アワードのホームページから。募集期間は、2016年2月18日~7月19日だ。

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