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ものづくりベンチャーによる3Dプリンタ出力の義足、事業化見据えフィリピンで基礎調査へ

国際協力機構(JICA)は、「中小企業海外展開支援事業~基礎調査~」において、SHCデザインが提案する「3D プリント義足製作ソリューション事業基礎調査」(フィリピン)を採択した。全てのパーツを3Dプリンタで出力する膝下義足製品事業の有効性、市場受容性などを調査したうえで、今後の事業化を検討するとしている。

SHCデザインが開発した「3Dプリント義足製作ソリューション」は、膝下義足適合患者の断端部を3Dスキャンし、それを元に専用3Dソフトウェアでデータを作成、特殊材料を用いて専用3Dプリンタで義足を出力する仕組みだ。

柔軟性があり人体親和性の高い特殊材料を用いることで、関節部も兼ね備えた膝下義足を全て3Dプリントによって製作することが可能になった。

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フィリピンで購入可能な義足は安価なものでも2万円以上するが、より安価(約1万2000円)での提供が可能になるとしている。製作期間も短く、3Dソフトウェアと3Dプリンタで製作できるため、製作環境も約25万円程度から提供できるという。

同ソリューションは、世界のニッチ市場で直接勝負するものづくりベンチャーの育成を目指して経済産業省が2015年度に実施した「フロンティアメイカーズ育成事業」プロジェクトとして採択されたものの1つ。プロジェクトの成果発表会では、フィリピンで実施した膝下切断患者への装着テストなどについて報告されている。

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