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カレンダーアプリと同期して文字盤にスケジュールを表示するアナログ腕時計「Calendar Watch」

BLE通信でスマートフォンのカレンダーアプリと同期し、電子ペーパーの文字盤にスケジュールを表示できるアナログ腕時計「Calendar Watch」がKickstarterに登場した。ポーラーホワイト、アクアブルー、スペシャルエディション・ブラックの3種類がある。

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Calendar Watchは、日本人アートディレクターの川村真司氏とイタリア人工業デザイナーのUmberto Onza氏がデザインを手掛けたプロダクト。ボタンや余分な機能のないシンプルさが特徴だ。

同製品は現在、6種のカレンダーアプリ「iCalendar」「Google Calendar」「Outlook」「Facebook Events」「Yahoo!」「Yandex」に対応。対応範囲は今後拡大する予定だという。

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使用法は、FLEXIBLEモードとFIXEDモードの2通り。FLEXIBLEモード時には、12時間後までのスケジュールが15分ごとに自動で更新される。更新が12時間ごとのFIXEDモードでは、事前に設定した特定の12時間のスケジュールを常に確認できる。

どちらのモードでも本体をダブルタップすれば、12~24時間後までのスケジュールが見られる。トリプルタップすると、スケジュールを手動で最新の状態へと更新できる。

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他には、文字盤の該当部分の点滅とバイブレーションで予定時間を知らせるアラーム機能、海外旅行などでタイムゾーンが変わっても自動で時刻を調整する機能、15分間利用がない場合に自動停止する省電力機能も搭載。バッテリーは1回の充電で数週間持続するという。各機能は、開発元が提供する専用アプリで設定可能だ。

Calendar Watchは2016年3月26日までクラウドファンディングを実施。2月26日時点では、目標額の9万5000ユーロ(約1200万円)に対して、約5万2000ユーロ(約650万円)を集めている。

希望小売価格は490ユーロ(約6万円)以上になる見通しで、現在はKickstarterから240ユーロ(約3万円)の早期割引適用価格で入手できる。出荷開始は2016年9月の予定で、日本への送料は28ユーロ(約3500円)となる。

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