Arduinoでチップチューンを再生する——FM音源シンセサイザシールド「OP・A」
2016/03/08 16:00
Arduino用のFM音源シンセサイザシールド「OP・A」のプロジェクトがKickstarterに登場した。
OP・Aは16ビットステレオ出力に対応。Arduinoの5V電源を使用し、ライン出力用に3.5mmジャックを備える。
90年代のTVゲームやサウンドカードのような効果音の再生を主眼にしており、例えばアコースティックドラムは再生できないし、リバーブやイコライザを加えることもできない。
専用エディタ「OP・A sound editor」が用意されており、OP・Aのすべての内部パラメータをプログラムすることができる。また、エディタをMIDIブリッジとして使用すれば、OP・Aを外部MIDI音源モジュールとして扱うことも可能だ。OP・A sound editorは、githubで公開されている。
OP・AはKickstarterで3月28日までクラウドファンディング中。これまで目標額8000ユーロ(約99万6000円)に対し3700ユーロ(約46万1000円)以上を集めている。価格は40ユーロ(約4980円)。6月の出荷開始を予定しており、送料8ユーロ(約996円)で日本への出荷も可能だ。