マインクラフトで電子工作を学べるツールボックス「Piper」
2016/03/10 17:00
「Piper」は、人気ゲームのマインクラフトを通じて電子工作を学ぶ、Raspberry Piを使った子ども向けの学習ツールボックスだ。
付属するブレッドボード上に構成した電子回路を、マインクラフト内で3Dアニメーションとしてミニチュア再現できる。自分で組んだ回路が意図通りに動作するかどうか、電気や電子回路の概念を直観的に理解しながら学べる。ブロックによって創造と破壊、物作りが手軽に実現できるマインクラフトの世界を通じ、想像力とエンジニアリング能力を育てるのが狙いだ。
本体はすべてパーツの状態で提供され、子どもが自分の手でコンピュータを組立てる楽しみもある。配線の接続にはハンダ付けは不要で、付属のドライバとネジを使って締め付けるだけだ。
メインシステムとなるRaspberry Piをはじめ、液晶モニタ、バッテリ、スピーカー、マウス、ツールボックスとなるウッドパネルセットなど必要なパーツはすべて含まれている。
開発はリンクスインターナショナル。2015年3月にKickstarterにてクラウドファンディングが行われ、目標額の5倍以上を集めて製品化に成功した。同年12月から発送が開始されている。
価格は5万3784円(税込)。RAKUNEW、楽天、yahoo、amazonなどから購入可能だ。