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仙台のベンチャーによるA4サイズのDJセット、ポータブルDJシステム「GODJ Plus」

本格的なDJプレイが楽しめるポータブルDJシステム「GODJ Plus」のプロジェクトが、3月9日よりMakuakeにてクラウドファンディングを開始した。

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前モデルのGODJ は、「世界最小のDJシステム」をコンセプトとして2012年に登場した。次世代機となるGODJ Plusでは一回り大きなA4サイズの筐体に、高音質/大音量のスピーカーとWi-Fi機能を搭載したことで、PCを用意せずともプレイを完結できるオールインワンのシステムになっている。

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内蔵スピーカーにはフルデジタルスピーカーシステムを採用した。重低音の出力を確保するためスピーカー部の容積を多くとり、パッシブラジエータを備えている。

スピーカーとラインアウトのボリュームは独立しており、内蔵スピーカーをモニター用として使うこともできる。

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BPM調節、ビート位置調整、切り替えエフェクトといった自動化機能や、サンプラーなど各種機能はGODJから引き継がれており、各種ノブやパッドなどコントロールの数は増やす予定だ。

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Wi-Fi経由での音楽ダウンロードにも対応する予定だ。プロDJたちのオススメ曲をダウンロードしたり、自作のプレイリストを共有したりなど新たなコミュニケーションも可能になる。

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また、新技術「MotionScore」と連携したことで、接続したPC上のCGダンサーにDJプレイに合わせたダンスモーションをリアルタイムでプレイさせるといった使い方ができる。

低消費電力設計となっており、内蔵バッテリのみで12時間以上の連続再生可能とする予定だ。

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GODJを開発したのは宮城県仙台市のベンチャー、JDSound。製造は宮城県石巻市のヤグチ電子工業が行っている。

定価は5万3784円(税込)で、本体色はシルバーとブラックの2色から選択できる。Makuakeでは早期割引プランを用意しているが、既に完売しているものもある。また、楽器(ピアノ、ギター)やハイレゾ音源に対応していない廉価版GODJ-Cとのセットなども用意されている。

プロジェクトは5月30日に終了予定で、目標額は2000万円。これまでに440万円以上を集めている。順調に消化された場合、GODJ Plusの発送は10月頃を予定している。

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