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武藤工業、世界最大級の3Dプリンタ出力建築単体模型を展示

3Dプリンタの開発や販売を手がける武藤工業は、3Dプリンタ出力による建築単体模型「中央区立京橋こども園」の模型作品を展示公開する。

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この立体建築模型は、昨年開催された「東京デザインウィーク2015」のインタラクティブ建築模型展に出展するために製作された。清水建設が設計施工した中央区立京橋こども園の建物を40分の1サイズで石膏3Dプリンタを使って出力し、35以上のパーツが組み合わされている。サイズは940×670×600mm、総重量約100kgで、フルカラー3Dプリンタによる作品としては世界最大級のものだという。

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中央区立京橋こども園は、敷地面積941㎡、延床面積2651㎡、地下1階、地上5階の児童保育施設で、デザインと機能面を両立した建築物として、「第8回キッズデザイン賞優秀賞」などを受賞している。

その立体建築模型の製作では、武藤工業が3D Systems製3Dプリンタ「ProJet 660」を清水建設に納入してメンテナンスも担当。実際の出力にも協力したことから今回の展示に繋がった。

展示は3月15日~9月28日までMUTOH本社ショールームにて、土、日、祝、8月11日~15日までの夏期休暇期間を除く、毎日10時~17時までとなっている。

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