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スマートフォンが放つ光で樹脂を固める小型光造形3Dプリンタ「OLO」

スマートフォンの液晶画面が放つ光で樹脂を固める光造形3Dプリンタ「OLO」のプロジェクトがKickstarterで注目を集めている。同プロジェクトに集まった出資金の総額は、3月25日時点で目標額の9倍以上だ。

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OLOは、スマートフォンから出る光で硬化する樹脂を用いて造形する3Dプリンタ。小型軽量で持ち運び可能な点や、販売価格が99ドル(約1万1000円)と安い点も特徴だ。

同製品は、iOS、Android、Windowsのスマートフォンで利用可能。5.5インチと広面積な液晶画面を持つiPhone 6S PlusやGalaxy A7などにも対応している。

また、Autodesk 123D Catchを含む3Dスキャンソフトに対応。3Dモデリングソフトで自作した3Dデータからの造形も可能だ。

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主な仕様は、サイズが172×115×148mm、重量が780g、最大造形サイズが76×128×52mm、積層ピッチが最小0.036mm。平面解像度は端末にもよるが、最小で0.042mmだ。電源には単三電池4本を使用する。

OLOは2016年4月21日までクラウドファンディングを実施。3月25日時点では、目標額の8万ドル(約904万円)を大幅に上回る約72万7000ドル(約8215万円)を集めている。出荷は2016年9月の予定で、日本への送料は29ドル(約3300円)だ。

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