Arduino LLC、Intel Curieモジュール搭載の開発ボード「Genuino 101」を発売
2016/03/28 12:00
Arduino LLCは、Intelと共同設計したCurieモジュール搭載の開発ボード「Genuino 101」を発売した。アメリカでは「Arduino 101」という名称で販売する。
同モジュールは、x86ベースのSoC「Quark」と32ビットのARCアーキテクチャのコアという2つのコアを内蔵。どちらも32MHzで動作する。RTOS(リアルタイムOS)とフレームワークはIntelが開発中で、3月中にオープンソース化する予定。近日中にRTOS向けの新機能をリリースする計画もあるとしている。
基板はArduino Uno R3と同じ形状で、サイズは68.6×53.4mm。BLE(Bluetooth Low Energy)に対応し、3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサを搭載する。フラッシュメモリは196KB、SRAMは24KB。デジタルI/Oピンは14本で、そのうち4本がPWM出力対応。アナログI/Oピンは6本、USBコネクタなどを備えている。I/Oピンは3.3V動作で、5Vトレラントだ。
国内ではスイッチサイエンスなどが販売する。スイッチサイエンスのWebサイトでは、価格4980円となっている。