プログラミングの基礎をビジュアル言語で遊びながら学べるロボット「Codeybot」
2016/04/01 15:00
プログラミングの基礎を遊びながら学べる教育用ロボット「Codeybot」がKickstarterに登場した。
Codeybotには、1)Codeybot操作用アプリをインストールしたiPhoneやiPadで操縦する、2)本体の表面にあるLEDで表情を変える、3)音声や音楽を再生する、4)音楽に合わせてダンスさせる、5)本体の頭部に取り付けたLEDレーザーを相手に向けて射ってCodeybot同士を対戦させる——といった遊び方がある。こうした機能を利用するにはプログラムを組んで指示する必要があり、Codeybotを使った遊びを通してプログラミングの仕組みを学習できるようになっている。
Codeybotの動きなどをプログラミングする際は、Googleが提供するビジュアルプログラミング言語「Google Blockly」をベースにした専用言語「mBlockly」を使う。mBlocklyを使うことで、ブロックをパズルのように組み合わせ、簡単にロボットの動作をコーディングできるようになる。
mBlockly用アプリはiOS7.1以上のiPadやiPad mini、操作用アプリはiOS7.1以上のiPhoneやiPadで動作する。操作用アプリについては、クラウドファンディングの結果次第でAndroidにも対応する予定だという。LEDレーザーは、オプションで入手可能だ。
Codeybotは2016年5月13日までクラウドファンディングを実施。4月1日時点では、目標額の10万ドル(約1120万円)に対して、約9万3000ドル(約1042万円)を集めている。
Codeybot本体の販売価格は129ドル(約1万5000円)で、日本への送料は20ドル(約2200円)。LEDレーザー付きのセットでは、販売価格が149ドル(約1万7000円)で、日本への送料が21ドル(約2400円)となる。出荷はいずれも2016年8月の予定だ。