レーザー刻印や3Dスキャンも出来る3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 Pro 3in1」
2016/04/08 08:00
XYZプリンティングジャパンは、3Dプリント、レーザー刻印（オプション）に加えて3Dスキャン機能を搭載した熱溶解積層（FFF）方式3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 Pro 3in1（プロ スリーインワン）」を発表した。
3Dスキャン機能を搭載したことで、3Dデータを作成するモデリング技術がなくても3Dコピーが出来る。本体内部のターンテーブルを使用するため、場所を取らずに3Dスキャンが可能だ。センサを2カ所に配置することで、スキャン精度を高めるとともに5分程度でスキャンを完了できるとしている。
専用ソフトウェア「XYZscan」が用意されており、スキャンしたオブジェクトを拡大／縮小したり、スキャン結果をXYZ Formatやstl形式で保存することが出来る。Windows7、Mac OS X 10.8以上に対応している。
本体サイズは468×558×510mm、本体重量は26kgだ。最大造形サイズは200×200×190mm。積層ピッチは0.1～0.4mmで、0.05mm刻みで変更可能だ。ノズル径は0.4mmで、対応フィラメントはABS、PLA。他社製フィラメントも使用可能となっている。
また、Wi-Fi機能を標準搭載しており、Wi-Fiを通じてダヴィンチ 1.0 Pro 3in1の状態を確認したり、タブレットデバイスから出力したりすることができる。
同時に発表されたダヴィンチProシリーズ専用レーザーモジュールは、標準搭載の印刷モジュールと交換することで、レーザー刻印が可能となる。
画像データはJPG、PNG、GIF、BMP、TIFFに対応。さまざまなイラストを紙、木材、革などの素材に刻印できる。
ダヴィンチ 1.0 Pro 3in1の本体価格は14万9800円（税込）。販売代理店、家電量販店を通じて4月21日から販売する。同社Webサイトでは4月20日までの期間限定で、価格を13万9800円（税込）として先行予約販売中だ。
ダヴィンチProシリーズ専用レーザーモジュールの価格は2万2800円（税込）となっている。
