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タブレイン、Raspberry Piで3G通信モジュールが利用できるPi Zeroサイズの拡張ボード「3GIM HAT」を発表

タブレインは、3G通信モジュール搭載の3GIM V2.0をRaspberry Piシリーズで利用できる拡張ボード「3GIM HAT」を開発した。

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従来3GIM V2.0をRaspberry Piで利用するにはブレッドボードなどを通じて配線する必要があった。3GIM HAT はRaspberry Pi上の電源のみで作動するため、5V1.0A以上あれば外部電源は不要になる。

photo Raspberry Pi Zeroとの比較

3GIM HATの本体サイズはRaspberry Pi Zeroと同じ65×30mm。コンパクトなパッケージで3GIMが利用できるため、Raspberry Piを使ったIoTデバイス開発に広く活用できる。

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3GIM HATとRaspberry Piとの接続には、USBケーブルかUARTを経由する2つの方法がある。USBケーブルを使う場合、Raspberry Pi からはwvdialパッケージをインストールした上で3GIMを3Gモデムとして利用することになる。UART経由で使う場合は、3GIM HAT上のピンをジャンパで接続し、Linux上のデバイスファイル"/dev/ttyAMA0"に対してコマンドを書き込む形になる。

photo 3GIM V2.0をセットした3GIM HAT

3GIM HATの予定販売価格は4000円で、3GIM V2.0とのセット販売では2万7000円(いずれも税別)だ。販売開始は5月中旬の予定で、スイッチサイエンスなどの販売サイトから購入できる。

また、5月25日から東京ビックサイトで開催されるワイヤレスジャパン2016での展示を予定している。

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