「Orphe」「handiii」等に投資のABBALab、プロトタイピングを主に支援するファンド組成
2016/05/13 17:30
IoT関連のスタートアップを支援するABBALabが「ABBALab IoEファンド1号投資事業有限責任組合」を組成し、投資活動を開始した。
主にプロトタイプ(原理試作)やプレ・シード(機能試作)のフェーズにあるスタートアップを対象に、40社ほどを目処に支援する考え。投資先の成長に合わせて積極的に追加出資することで、プロダクト量産体制の構築やサービスの市場投入までも支援するとしている。
同ファンドの出資者は、Mistletoe、Hon Hai venture capital fund “2020”、双日、さくらインターネットなど。運用期間は10年で、ファンド規模は15億円となる。
ABBALabの支援はこれまで、IoT関連のハードウェアを手掛けるスタートアップが主な対象だった。今回組成したファンドではハードウェアに限らず、IoT/IoE領域のプロダクトやサービスを投資の対象とする。
なお、ABBALabのこれまでの投資実績としては、光る靴「Orphe」のノーニューフォークスタジオ、筋電義手「handiii」のイクシー、ホログラムコミュニケーションロボット「Gatebox」のウィンクルなどがある。