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電源/グラウンド用ベタパターン付ユニバーサル基板「ベタユニ」

榎本電子設計事務所は、電源やグラウンド用配線に利用できるベタパターンを予め設けたユバーサル基板「ベタユニ」を発売した。

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ベタユニは、2.54mm方眼の両面ユニバーサル基板のランドのすき間を銅箔のベタパターンで埋めたもの。パターンがメッシュ状であることから、同社はメッシュプレーンと呼んでいる。ベタパターンは、片面を電源、片面をグラウンドの配線に使うことで、基板のどこからでも最短距離で電源やグラウンドに接続できる。

ベタパターンはレジストでコーティングされており、接続したい部分のみ、レジストを剥がしてはんだブリッジでつなげばよい。同社は、レジストの硬さは、通常の使用では剥がれることがない程度に丈夫だとしている。また、ベタユニ基板の四隅には固定用の穴があり、5mm間隔の穴あきボードにジャストフィットする。また、取り付けネジに8mm径のワッシャを入れても干渉しないような逃げを設けてある。

同社によれば、配線が多い回路、特に電源やグラウンドの配線範囲が広い回路や電源のインピーダンスを低く抑えたい回路に適しているという。なお、2電源以上の回路や、LEDや電解コンデンサなどリード線がかくれてしまう部品の配線には工夫が必要だ。

サイズは2種類あり、MPU-A7は外形寸法が105×74.25×1.6mmで、価格は1枚720円(税込)、5枚パックが2880円(税込)。MPU-A8は外形寸法が52.5×74.25×1.6mmで、価格は1枚360円(税込)、5枚パックが1440円(税込)だ。電子部品通販サイト「桜パーツ」にて取り扱い中だ。また発売を記念して、先着15名限定で無料モニター(要レポート提出)を募集している。

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