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リアルに近い触覚をフィードバック——3Dモデリングからドローイングまで対応する3Dマウス「MinVerse」

2025年1月に米ラスベガスで開催されたCES 2025で、メタバース部門のイノベーションアワード最優秀賞を受賞した3D入力デバイス「MinVerse」がKickstarterに登場し、注目を集めている。

MinVerseは、3次元空間で自由に動かして直感的に操作できる3Dマウスだ。従来の2Dマウスでの操作は左右または上下といった2次元の動きに限定されるが、MinVerseは前後左右や上下左右に加えて回転させるなど、空中で手を動かして操作できる。

MinVerse
MinVerse

長時間使用を可能にする人間工学に基づいたデザインで、高度な触覚フィードバックを特徴としている。最大4Nのダイナミックフォースフィードバックで本物に近い触感をフィードバックし、3D空間のオブジェクトをただ操作するだけでなく、そのテクスチャーや抵抗感などをリアルタイムで感じられるという。

ソフトウェアは独自開発の「Haptic Advanced Robotics Platform (H.A.R.P)」に加え、統合型3DCGソフト「Blender」、ロボットシミュレーションソフト「RoboDK」に対応しており、今後、さらに対応ソフトを増やしていくとしている。

MinVerse
MinVerse

MinVerseの早期割引価格は1140カナダドル(約12万2000円)で、出荷は2025年10月を予定している。2025年5月に早期発送するリワードも数量限定で提供しており、価格は1075カナダドル(約11万5000円)。日本への送料はいずれも発送前に確定する予定だ。

MinVerseは2025年3月29日までクラウドファンディング中だ。目標額6万5000カナダドル(約700万円)に対し、2025年2月18日時点で約14万カナダドル(約1540万円)を集めている。

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