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無線モジュール搭載の「Raspberry Pi Pico 2 W」をスイッチサイエンスが発売

スイッチサイエンスは2025年3月3日、「Raspberry Pi Pico 2 W」を発売した。

Raspberry Pi Pico 2 Wは、RP2350Aマイコン使用の「Raspberry Pi Pico 2」に無線モジュール「CYW43439」を搭載したモデルで、2.4GHz Wi-FiとBluetooth 5.2が利用できる。

RP2350AマイコンはCortex-M用のArm TrustZoneを中心に、署名付きブート、キーストレージ用8KBアンチヒューズOTP、SHA-256アクセラレーター、ハードウェアTRNG、高速グリッチ検出器を組み込んでおり、ハードとソフト両面から多層的なセキュリティ対策が施されている。セキュアブートROMを含む機能がドキュメント化されているため、全てのユーザーが制限なしで利用可能だ。

RP2350A独自のデュアルコア、デュアルアーキテクチャ機能により、Arm Cortex-M33コアのペアまたはRISC-V Hazard3コアのペアが選択可能で、C/C++とPythonでプログラムできる。

メモリは520KBオンチップSRAM、4MBオンボードQSPIフラッシュを搭載。その他、ADC機能を持つ4ピンを含む26の多目的GPIOピン、USB Micro-B、デバッグピン(SWD)、UART×2、SPIコントローラー×2、I2Cコントローラー×2、PWMチャンネル×16、ホスト/デバイス両対応のUSB 1.1コントローラー&PHY×1、PIOステートマシン×12を備える。製品サイズは21×51mmだ。

同社オンラインショップにて販売中で、価格は1452円(税込)。同社は近日中に、ピンヘッダ実装済みの「Raspberry Pi Pico 2 WH」の発売を予定している。

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