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子どものプログラミングスキル上達に合わせて成長するロボット「Photon」

ビジュアルなプログラミング言語を使い、子どもがプログラミングスキルを学べるロボット「Photon」のプロジェクトがKickstarterに登場した。5日で当初の目標金額3万5000ドル(約366万円)の資金調達に成功し、ストレッチゴールに向かっている。

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Photonは、子どもにもわかりやすいビジュアルプログラミングエンジン「Photon-Human Translator」を使い、スマホやタブレットからロボットのプログラミングや制御ができる。Scratchライクなインターフェースで、細かい設定は不要。子どもでも簡単に使えるとしている。

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プログラミングの学習は、漫画やアニメのようなストーリーの中に出てくる課題をPhotonと共にクリアすることで進める。Photonには、光センサや音センサ、走行距離を計測するエンコーダなど10種類の主要機能があるが、初期設定ではロックされている機能もある。そこで、RPGゲームのように課題をクリアすることで経験値ポイントを獲得し、そのポイントを使って主要機能をアンロックして使用可能にしたり、検索能力を向上させたりすることができる。つまり、子どものプログラミングスキルが向上するにつれ、Photonも成長して能力を高めることになる。

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課題を進めることで、例えば障害物を避けながら迷路を解いたり、子どもの手を追いかけながら通路を抜けたりなど、ロボットの動きを制御するプログラミングスキルを学ぶことができる。

本体サイズは172×170×190mm、重量は690gで、USBポートから充電が可能。フル充電で4~6時間作動するという。通信はBluetooth 4.0をサポートする。

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PhotonはKickstarterで7月6日までクラウドファンディング中。現時点で4万5000ドル(約470万円)以上を集め、当初の目標金額3万5000ドル(約366万円)をクリアし、6万ドル(約627万円)と10万ドル(約1045万円)のストレッチゴールを目指している。

価格は199ドル(約2万800円)で、2017年2月の出荷を予定している。今なら早期割引適用分を169ドル(約1万7600円)で入手できる。送料40ドル(約4180円)で日本への出荷も可能だ。

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