新型NFCコントローラPN7150は、組み込みファームウェアに加えて、Linux、Android、WinIoTドライバと一連のソフトウェアサンプルを搭載している。NCI（NFC Controller Interface）コントローラを通じてNFC機能をOSベースのシステムに容易に組み込むことができるのが特徴だ。同社によると、ホームネットワークゲートウェイやルータ、セットトップボックス、テレビ、オーディオ機器、医療機器などの用途に適しているという。

同時に、PN7150を搭載し、Arduino、Raspberry PiおよびBeagleBone Blackとのインターフェースを備えたスタッカブルアドオンボード3種もラインナップした。これにより、各プラットフォームでのPN7150を活用したNFCのプラグアンドプレイが実現できる。

同社によれば、PN71xxファミリのNFCコントローラには、アプリケーションホスト接続用に標準NFCインターフェース（NCI 1.0）を備えており、NFCフォーラム規格とフル互換であることや、ペアリング、パーソナライゼーション、拡張ユーザーインターフェース、メンテナンスなどのセットアップが容易で、すべてのNFC標準モードと代表的なNFCの用途に対応している、などの特徴があるとしている。