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Raspberry Piを使った小型で安価なマルチプロトコルアナライザ——Wi-Fi、LAN、BLEに対応

無線LANの分析調査などを手掛けるスペクトラム・テクノロジーが、Raspberry Piを使った小型で安価なマルチプロトコルアナライザを発売した。

同社のマルチプロトコルアナライザは、基本部に「Raspberry Pi 3 モデルB」を採用。パケットキャプチャ/解析ソフトウェアの定番「Wireshark」を使用し、Wi-Fi、LAN、BLEのパケットを取得して解析できる。

また、Raspberry Piに標準でインストールされているPythonを使い、簡単なプログラムを作成しての測定も可能。アナライザを操作するには、スマートフォンやタブレット端末をテザリングやWi-Fi経由でVNC接続する必要がある。

マルチプロトコルアナライザの価格は、Raspberry Pi 3 モデルB、ケース、microSD(32GB)、Wi-Fi USB(2.4G)を含む基本部一式が送料込みで2万円(税抜)。最初の14日間は運用サポートを無償で受けられる。また、スペクトラム・テクノロジーは、キャプチャしたデータを可視化するサービス(有償)も提供している。

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