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外出中でもドアフォンに出られる——会話もできるスマートドアベル「Peep」

玄関ドア前の動きをセンサによって検知し、スマートフォンアプリを通じて映像で確認できるスマートドアベル「Peep」が、indiegogoにて出資を募っている。

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Peepには双方向のオーディオと広角レンズカメラが搭載されており、玄関先でセンサが動作を検出した場合、玄関前の様子をHD映像(1080p)で撮影し、自宅のWi-Fi環境を経由して、スマートフォンアプリに通知する。記録した映像はクラウドに保存することができる。また、スマートフォンからPeepのオーディオを通じてリアルタイムに会話できるので、留守にしていても、あたかも在宅しているかのように応対できる。

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1台のPeepを複数のスマートフォンで共有することもできる。登録した全員に通知を送ることができるが、Peepと会話できるのは1人だけだ。

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もちろん、ドアベルとして既存のチャイムを鳴らす機能もあるため、通常のドアベルを外して交換すればよい。一般的なドアベルの作動電圧(8~36ACV)で作動するとしているが、取り付けにはこの作動電圧の確保が必要となる。ドアベルが付いていない、あるいは必要な電圧が確保できない場合、別売りの電源キット(15ドル、約1500円)が用意されている。

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本体サイズは3.4×1.3×0.98インチ(約86×33×25mm)。本体カラーはサテンブラック、ホワイト、ガンメタルグレイがある。また、良好な映像を得るために2Mbps/秒以上の回線速度が必要だ。

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Peepのindiegogoでのプロジェクト目標額は6万ドル(約600万円)。8月25日の時点で1100ドル(約11万円)以上を集めている。早期割引特典として、25%オフの134ドル(約1万3400円)で購入できるプランを提供中だ。アメリカ国外への発送は、送料20ドル(約2000円)が別途必要となる。プロジェクトが順調に消化された場合、出荷は2017年4月の予定だ。

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