米調査会社Gartner、“先進テクノロジーは知覚的なスマート・マシンなどが主要トレンドに”
2016/08/26 18:15
米調査会社Gartnerは、様々なテクノロジーの成熟度や企業にもたらすメリット、今後の方向性に関する分析を図式化した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2016年」を発表した。
ハイプ・サイクルは、新しい技術がたどるパターンを、登場したときから順に“黎明期”、“「過度な期待」のピーク期(流行期)”、“幻滅期”、“啓蒙活動期(回復期)”、“生産性の安定期”の5段階に分け、期待度の高さとともにグラフ化したもの。
2016年版では、4Dプリンティングや会話型ユーザー・インタフェース、商用無人航空機(ドローン)などが黎明期の技術として挙げられ、ジェスチャ・コントロール・デバイス、スマート・ロボットなどはすでに流行期に差し掛かっている。
Gartnerでは、企業が注視すべき主要トレンドとして、4Dプリンティング、ジェスチャ・コントロール・デバイスなどの「透過的なイマーシブ・エクスペリエンス(没入型の体験)」、ドローンやスマート・ロボットなどの 「知覚的なスマート・マシン」、IoTプラットフォーム、SDxなどの 「プラットフォームの変革」の3つを挙げている。