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さまざまな機器を音声制御できるようになる開発ボード「ReSpeaker」

外部機器の音声制御や音声認識デバイスの作製といった用途に使えるボイスインタラクションシステム開発ボード「ReSpeaker」がKickstarterに登場した。

ReSpeakerはLinuxベースで、Wi-Fi、SDカードスロット、マイク、コーデック、マイクロUSBポートなど、ボイスインタラクションシステムの開発に必要なコンポーネントを搭載している。

「Microsoft Cognitive Services」や「Google Speech API」などのクラウド型音声認識サービスと組み合わせれば、スピーカーなどの外部機器を音声制御できる。人の声に反応するロボットの作製も可能だ。

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また、SDメモリに音声認識ソフトウェア「PocketSphinx」をインストールすることで、インターネット接続ができないオフライン環境でも、ボイスインタラクションシステムを構築できるようにした。

ReSpeakerの音声認識は主に英語に対応している。だが開発元によると、ReSpeakerでは多数の言語をサポートするBingやGoogleのTTSとSTTを使用しているため、他の言語にも簡単に対応させられるとしている。

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なおReSpeakerには、7個のデジタルマイクで半径10m以内の音声と話者の位置を取得できる「Mic Array」と、Groveセンサ・インターフェイスを備える「Grove Extension Board」の2つの拡張モジュールに加え、「Meow King Drive Unit」というスピーカーがオプションで用意されている。

ReSpeakerは2016年9月23日までクラウドファンディングを実施。8月26日時点では、目標額の4万ドル(約400万円)に対して、すでに約9万ドル(約900万円)を集めている。早期割引適用価格は49ドル(約4900円)。出荷開始は2016年11月の予定で、日本への送料は20ドル(約2000円)だ。

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