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RepRap 3Dプリンタの出力状況をネット経由で監視できる「3DプリンターIoTキット」

ミリメーターは、3Dプリンタの出力状況などをインターネット経由で監視できる「3DプリンターIoTキット」を12月に発売する。

3DプリンターIoTキットは、スタンドアローンのRepRap 3Dプリンタをインターネット接続可能にする製品だ。

photo

同社によると、ネットワーク経由で印刷指示を出したり、印刷ジョブをいろいろな視点から把握する機能を備えているので、作業効率化などランニングコスト削減のメリットがあるという。

3DプリンターIoTキットの主な機能は以下の通り:

  • ネットワークからの3Dファイル(gcode)のアップロード、印刷
  • 印刷記録の一覧表示
  • ホットエンド、ヒートベッド温度設定
  • タイムラプス映像の作成
  • 独自のgcodeスクリプトによるフィラメント交換表示
  • スマホ、タブレット端末用WEB-UI切替
  • 印刷コストの計算
  • 液晶付3Dプリンタに印刷の状況をパーセント表示
  • 出力中gcodeのヘッド軌跡リアルタイム描画
  • 現在出力中の高さ表示
  • USBカメラによるリアルタイム中継
  • コミュニケーションツールslackへのメッセージ連携
  • IoTサービスと連携できるMQTTプロトコル連携
photo 3Dプリントの監視画面
photo slackとの連携イメージ

3DプリンターIoTキットの筐体は3Dプリンタで作られており、予定価格は3万円(税別)。RepRap 3Dプリンタのみ対応しているが、今後各種メーカー製3Dプリンタのオプションとして対応機種を増やしたいとしている。

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