コーディングを通じてSTEAM教育——9種類の遊び方があるフリスビー「Zubi Flyer」
2016/09/12 16:30
組み込まれた電子回路を介して、いろいろな遊び方ができるフリスビー「Zubi Flyer」がKickstarterに登場した。Zubi Flyer は、ライトやブザーの制御を通じてコーディングを学習するためのツールとして利用できる。
Zubi Flyerでは、ボタンを押したり磁石のスティックを振りかざしたりするだけで、収録されたゲームの選択が可能。アメリカの子供に人気のホットポテト(Hot Potato)をはじめ、9種類のゲームが用意されている。
ホットポテトは、ボールなどの物を次々と別の人に投げ渡すゲーム。音楽や歌を流しながら投げ渡していき、音楽や歌が止まった時点でそれを持っていた人が脱落、最後まで残った人が勝ちとなる。Zubi Flyerのホットポテトは、フリスビーで遊べるようにアレンジされている。
Zubi Flyerは、STEAM教育を念頭において開発されたため、学習ツールとしての利用も可能。Zubi FlyerをUSBでパソコンに接続すれば、ライトやブザーの制御を通じてコーディングを学べる。
開発元は今後、Zubi Flyerのコーディングの仕方を学べるポータルサイトを開設する予定。音の出し方、ライトの点灯、スイッチ/ボタンの読取方法といった3つの入門コースを用意するとしている。
Zubi Flyerは2016年10月8日までクラウドファンディングを実施。9月12日時点では、目標額の5万ドル(約515万円)に対して、約1万1000ドル(約113万円)を集めている。
Zubi Flyerの早期割引適用価格は79ドル(約8100円)。出荷開始は2016年12月の予定で、日本への送料は15ドル(約1550円)だ。