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月額固定で3Dプリンタと3Dデータを利用できる新サービス「ラクツク」スタート

アイジェット、スマメ、X人の株式会社の3社は、共同で事業ユニット「ラクツク」を立ち上げ、月額数千円の定額料金で3Dプリンタや3Dデータが利用できる新サービスを10月14日に開始すると発表した。

事業開始にあたってXYZプリンティングジャパンと業務提携し、同社の3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0 Pro」をベースとしたオリジナルモデルを開発、新サービスユーザーに配布する。そのほか、3Dデータコンテンツやニュース記事の配信、コミュニティサービス、サポートなどの提供を予定している。サービス開始に先駆けてティザーサイトを公開しており、利用料金は月額数千円を予定する。

スマメ代表取締役の吉田賢造氏は、新サービスの目的について「これまで3Dプリンタの販売や造形サービスに関わらせて頂いた中で、3Dプリンタは高級なものでなくてもいいから手元にある方が便利というのが自分なりの結論です。そして、3Dプリンタ自体はハードでしかなく、今後は何を造形するかというデータ寄りに流れが進むと考えています。その意味でラクツクが、定額音楽配信や書籍配信同様に、コンテンツを配信するビジネスになれば良いと思っています」と語っている。3Dプリンタ本体に加えて3Dデータも定額で配信することで、新たなユーザーを創出する狙いがうかがえる。

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