ドローンで自撮り——ポケットサイズのカメラ付ドローン「DOBBY」、DMM.makeから発売
2016/09/28 16:30
DMM.make は、軽量でポケットにも入るコンパクトボディに1300万画素の多機能カメラを搭載する自撮り用(セルフィー)ドローン「DOBBY」を、DMM.make ROBOTSから販売する。
DOBBYは、セルフィーに特化した機能を備えているのが特徴だ。ポケットから取り出して手のひらから発進でき、被写体の自動追跡や顔認識、音声操作、3軸電子手ぶれ補正などを備え、様々なシーンで空中からの自撮り撮影ができる。
DOBBYは、中国の産業用UAV(無人航空機)メーカーZeroTechが2016年6月に発売した。制御用にQualcomm Snapdragon 801クアッドコア2.3GHzチップを搭載し、2GB RAM、16GB SSDを備える。搭載カメラは、1/3.06インチCMOSセンサ、有効解像度1300万画素、f値2.2の28mmレンズを搭載し、4208×3120での静止画撮影、30fpsで4K(録画安定後1080p)の動画撮影に対応する。ストレージは16GBだ。
ドローンとしての仕様は、重量199g、展開サイズ(プロペラ除く)が135×145×36.8mm、測位にはGPS/GLONASS(屋外)オプティカルフロー+超音波(室内)を使い、連続飛行時間9分、制御可能距離100m(障害物がない場所)、最大上昇高度3m(オプティカルフローモード)などとなっている。スマートフォンとの接続にはWi-Fiを使い、Android 4.3以上、iOS 8.0以上に対応する。
販売価格は5万4800円で、DMM.make ROBOTSサイトにて9月27日から予約を開始し、10月7日発売予定だ。
付属品は、DOBBY本体以外にバッテリ 、チャージングドック、充電用USBケーブル、ACアダプタ、変換アダプタ、取扱説明書。オプションで、予備バッテリ(6999円)、予備プロペラ(1980円)、プロペラプロテクタ(1580円)も販売する(価格は何れも税込)。