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ローム、ウェアラブル機器向けに低消費電力、高精度の光学式小型脈波センサIC「BH1790GLC」を開発

ロームは、脈拍数測定機能を持つスポーツバンドやスマートウォッチなどのウェアラブル機器向けに、低消費電力かつ高精度を実現した光学式小型脈波センサIC「BH1790GLC」を開発した。

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BH1790GLCは光学式の脈波センサで、脈動による血管の容量変化を、緑色LEDから照射された光の反射光の変化として捉え、脈波を測定するものだ。同社の光センサ開発ノウハウとアナログ回路技術によりセンサを高感度化。低輝度光源を使うことで、消費電力を従来から約74%削減したという。

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また、スポーツなどの激しい動きや屋外など赤外線が強い環境下でも安定して検出できるよう、受光部に赤外線カットフィルタを組み込むなど脈波センサに特化した構造を採用し、赤外線の影響を従来比1/10にし、高い検出精度を実現したとしている。

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同社は10月よりサンプル出荷(1個600円、税抜)を始めており、11月から当面月産50万個体制で量産を開始している。

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また、BH1790GLCのセンサ情報を簡単に利用/評価できるよう、Arduino Unoなどに対応した同社のセンサシールド「センサ評価キット」に搭載可能なモジュール「BH1790GLC-EVK-001」を開発し、チップワンストップ、コアスタッフ、アールエスコンポーネンツの3社から販売している。

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