本と同じくらいの大きさまで折り畳める24インチのポータブルディスプレイ「SPUD」
2016/11/04 15:00
本と同じくらいの大きさまで折り畳んで持ち運べ、拡げたときには24インチのディスプレイになる「SPUD」が、Kickstarterにて出資を募っている。
SPUDは、19×17×5.5cmの大きさまで折り畳めるポータブルディスプレイだ。使用時には、裏側に組み込まれたプロジェクタを引っ張るだけで、折り畳み傘と同じ要領でスクリーンを展開できる。映像表示システムにはDLP方式を採用した。
スクリーンの大きさは53×28×36cmで、対角線サイズは24インチ(61cm)に相当する。アスペクト比は16:9で、解像度は1280×720。重量は900g以下と軽量だ。
SPUDのプロジェクタは、HDMIポート経由でスマートフォンやPCと接続し、スクリーンに映像を投影できる。Chromecastなどのワイヤレスディスプレイアダプターも使用可能。アダプターはプロジェクタのUSB充電ポートから電力の供給を受けられる。
画面の明るさは、プロジェクタ上部のダイヤルを回し、350~785nitの間で調整できる。連続使用可能時間は明るさによって異なり、3時間(785nit)~6時間(350nit)となる。
SPUDは12月17日までクラウドファンディングを実施。11月4日時点では、目標額3万3000ドル(約340万円)の6倍を超える約22万ドル(約2270万円)を集めている。
早期割引適用価格は374ドル(約3万9000円)。出荷は2017年6月の予定で、日本への送料は39ドル(約4000円)だ。