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初心者でも簡単に利用可能——片手に乗るほど小さな低価格3Dプリンタ「PocketMaker」

初心者でも簡単に利用できる超小型3Dプリンタ「PocketMaker」がIndiegogoに登場した。

PocketMakerは、片手に乗るほど小さな低価格3Dプリンタだ。開発元が用意したアプリ「PocketMaker App」を使い、事前に用意されたオブジェクトから好きなものを選べば、ワンクリックでプリントできる。開発元のウェブサイトやにアクセスすれば、何千もの3Dモデルを利用可能だ。

また、オープンソースのスライサ・ソフトウェアを使い、自前の3Dモデルをプリントすることもできる。サポートされるファイル形式はSTLだ。フィラメントはPLAやABSなど、1.75mmの市販の素材が使える。

PocketMakerの外形は80×80×80mmで、重量は850g。プリント精度は0.2mmだ。ノズルが取り外せるため、詰まっても簡単に交換できる。また、購入者の居住国に応じた電源電圧の電源ユニットが付属する。

PocketMakerは2016年12月上旬までクラウドファンディングを実施。11月7日時点では、目標額の7万ドル(約730万円)に対して、約8100ドル(約84万円)を集めている。

PocketMakerの早期割引適用価格は、PLAフィラメント1巻(160g)付きで79ドル(約8200円)。出荷は2017年4月の予定で、日本への送料は38ドル(約4000円)だ。交換ノズルは14.9ドル(約1550円)で用意されている。

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