アセンブリや解析機能も解説——「Fusion360操作ガイド スーパーアドバンス編」
2016/11/11 08:00
カットシステムは、Autodeskのクラウドベース3D CADソフト「Fusion360」の解説書「Fusion360操作ガイド スーパーアドバンス編」を11月26日に発売する。
本書は、Fusion360操作ガイド ベーシック編およびアドバンス編の続刊で、スリプリ(3Dワークス)の三谷大暁氏、別所智広氏、坂元浩二氏、大塚貴氏の共著だ。
本書は、まず複数部品を使ったアセンブリ(組立品)の概要から始め、ボトムアップ設計とトップダウン設計の概要を、机や椅子、ティッシュケースなどを課題として解説する。そして、ミニドローンを作る過程を通して、スケッチの自動作成やサーフェスモデリングへと学習を進めていく。また、これまで要望の多かったシミュレーションを使った解析や、部品やサブアセンブリのアニメーションの作成などを収録する。
全10章で構成されており、各章には手順を追いながら操作できる演習と、関連する課題が用意されている。課題の解答は、3Dワークスが提供する情報サイト「Fusion 360 BASE」からダウンロードできる。また、同サイトではFusion360 の最新情報や便利な使い方の動画、すべての設定項目について説明したコマンド一覧なども公開している。
なお、本書著者の三谷大暁氏には、fabcrossの連載記事「かんたん3Dモデリング~Fusion 360はじめの一歩」を執筆いただいている。