写真も動画も360度の臨場感——スマホで写せる全天球カメラ「Pi SOLO」
2016/11/16 08:00
スマートフォンと連携して周囲360度の静止画と動画を撮影できる360度カメラ「Pi SOLO」がMakuakeに登場した。目で見える範囲すべてを収めるような360度画像が生み出す臨場感のある風景を撮影できる。
Pi SOLOは、人が目を開けた際の最大視野の90%(約200度)、つまりカメラ前面の半球をすべて収められるような視野角をもつカメラだ。
縦については187度をカバーするため、実際に自分が目にしている光景をそのまま撮影することができる。また、前面のみとしたことで、カメラを前に構えれば撮影者自身が写り込むことはない。
静止画解像度は最大3456×3456で、動画解像度は最大で1920×1920。画像の歪みはほとんどわからない程度にまで除去できているという。重量は66gと、付属のアクセサリを使ってスマートフォンに固定したり、ネックストラップで吊り下げたりできる軽さだ。
撮影は、SDカードを使ってPi SOLO本体のみでも、またWi-Fi経由でスマートフォンをカメラのディスプレイとして利用しながらでもできる。専用アプリを使えば、撮影した映像をライブストリーミング配信したり、画像や映像をSNSで即時に共有したりもできる。専用アプリからは、オート、ポートレート、夜景、アウトドア、屋内、逆光などのシーンやホワイトバランスなどが設定できる。
Pi SOLOは2017年2月上旬までクラウドファンディングを実施。11月15日時点では、目標額の120万円に対して約108万円を集めている。早期割引適用価格は、各アクセサリ付きで2万4500円、本体色はホワイトとブラックから選べる。